ハイキング初心者の戯言です. 基本的に雪がない時期の本州,初心者向けハイキングコースでの話です.
ハイキングをするならば,それ相応の服装で出かけましょう. 怪我を防ぐためにも夏でも長袖,長ズボンが良いと思います.
栂池自然園の奥の方で,ミニスカートの人がいました(ついでにハイヒール). 連れに引き上げてもらっていたけど,危なっかしくて見ていられない状態でした. 当然,彼らの後ろには渋滞ができていました. 装備が不十分なら,無理に奥まで行くこともないのに...
2000m位の夏山でも上着と手袋は必須です.秋ならば,関東南部の真冬ぐらいの服装がいるかも (高い山や北国の山ならば,さらにもっとしっかりしたものが必要でしょう).
10月中旬の那須岳では薄い上着では我慢できないぐらい寒いことがありました. 9月下旬に北海道の黒岳に登ったとき,山頂の気温は2度で翌日は初冠雪でした. 風が強かったこともあり,上着を着て手袋をして帽子をかぶって, その上に上着の帽子をかぶっても,まだ寒かったです.
服は山シャツ,山ズボン,山Tシャツが良いです.速乾素材と書いてあっても, 山用のものと,そうでないものとでは乾き具合に違いがあるようです. また山用の服ですと汗をかいた後の不快感がかなり軽減されます. 値段は高めですけれど,それだけの価値はあると思います.
下着類も山用の速乾素材物をお薦めします.山歩きをすると想像以上に汗をかきますが, 普通の木綿の下着などではぬれた後いつまでも冷たくて困ると思います. 冬山なら遭難の原因になることもあるそうです.
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