ハイキング時に関する雑感(道迷い編1)

ハイキング初心者の戯言です. 基本的に雪がない時期の本州,初心者向けハイキングコースでの話です.


道迷いについて

道が正しいかどうか心配になったら素直に確実な場所まで引き返す. 道が分からない時に,何となく正しそうに見える方向に行ったり, 他の人が行くからとその方向について行ったりしないこと.

 

少し大きめな道迷いは二回やってしまいましたので,その時のことを書いておきます. どちらの場合も,『たくさん歩いて疲れた〜』という程度で済んでいますが, もっと難度の高い山で悪天候だったりすると遭難事故に繋がるかもしれません.

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道迷い1(半月山編)

男体山がきれいに見える尾根?広場?に踏み跡がついており, 道の両脇にはお弁当を広げている人が沢山いました. さらに前方には半月山に向かっているらしいハイカーが歩いています. ためらわずに彼らの行く方に進みました.

 

そのうち,何だか変なことに気がつきました. 事前に調べた情報では車道に出るはずなのに,全然車道に近づきません.さらに,急な下り坂に行き当たりました.『これを降りるというのは変じゃない?』 と連れと話していたところ,その急坂を登ってくる人達に会いました. 『これは半月山へ行く道じゃないみたいですよ』と教えてくれましたので, 引き返すことにしました.

 

引き返す道すがら,こちらに向かってくる人達に『半月山はこっちではないみたいです』 と誰かが声をかけたびに,引き返す人数はだんだんと増え,10数人の行列になりました. 『前に来たときはこんな風ではないから変だと思っていたんですよ』 というハイカーもいました.靴の感じと歩き方から, 相当な経験がある山男と思われる人もいました. みんな人につられて誤った道を進んでしまったようです.

華厳の滝を上から見る山道

コメント

 

地図をよく見たところ,南に延びている尾根をずっと歩いてしまったことが分かりました. 山でも平地でも知らない人について行くのは良くないですね. ついでに,分岐の案内と,登山道を示すマークも見落としていました. 方位磁針も地図も持っていたのですけど... ついでに日が照っていて,太陽がずっと正面にあるのは変だったのですけど...(苦笑)

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